SPU-Gを男にする計画その2

先月NHKの「おはようニッポン」の「くらしり」でコーヒーの手焙煎の目新しい手法が放映された。
焙煎する前に、コーヒーの生豆をお湯で洗い、研ぎ、30秒間湯につけるのだ。
湯から引きあげた豆をそのまま金属のザル(上下合わせて密閉する)に入れ、最初は遠火で豆を乾かすように、やがて近火のコンロの火で焙っていくと、最初のハゼがくるのだが、皮が飛ばないのだ。
少なくともビデオでは皮が飛ぶ様子もその後始末をする様子も収録されずに、「お手頃で誰でもできる」という女性アナの笑顔で結ばれる。
ううむ、と唸るワタシ。
なぜなら私は焙煎時にハゼた薄皮の始末が大嫌い。それが理由で薄皮があちこち飛ぶ直火焙煎を控え、フライパン焙煎に甘んじていたのだ。(笑)
フライパン焙煎でも薄皮を豆と分別するのは骨が折れるし(・_・;)、焙煎前の湯漬け処理で薄皮が飛ばないなら、こんな福音はない。
ということで早速銀杏の煎り器を密林から取り寄せ、放送された方法を試してみた。
右手の動きも軽やかに一度目のハゼが始まるところまで、放送通り。
その時はらはらと何かが金網の合わせ目から飛ぶものが目に留まった。
うん?
パチパチとハゼる豆の音が増えるにつれて、金網を抜け出し空中をはらはらと舞う曲者の姿も増えていく。
なんじゃこれは!
とジーパン刑事のように叫ぶまでもなく、まごうことなき見慣れた薄皮殿ではござらぬか。
まったくお笑い草だあ。
しかし薄皮共はレンジの換気扇のおかげか、四方八方に広がらず、総じてレンジ台の上に着地していくので、大目に見てやろう。
何はともあれ、2度目のハゼ音を聞き、こんがり日焼けした豆たちを金属バットの上に明け、ドライヤーの冷風をあてる。
おおっと気をつけろい、薄皮が飛ぶじゃねえか。
いけねえいけねえ、ドライヤーの風は少し離れたところであてなくっちゃな。
後始末は掃除機の出番だ。ルンバのおかげで隠居を決め込んでいたホース付きの掃除機を引張りだして、ガーガー吸い込むこと約10分で片がついた。ふう。
というわけで、やはり薄皮が剥がれた手焙煎、なにか手違いがあったかなあ?

その後リビングルームに籠った焙煎臭のこもった空気を換気するために開けた玄関ドアから犬が脱走した事件は欄外メモに記した通り。
こちらの方がよほど焦ったぜ。

さて、家の中をコーヒー臭で一杯にしたり家出犬を捜索したりと忙しい?なか、SPU-G能力開発計画も着々と実行に移されていた。(;^_^A

Oyaide の切売りPA2075-V2でフォノケーブルを作ったところまでお話した。

今までのフォノケーブルと交換すると、まずはハムのノイズレベルが一段下がった。

昇圧トランスの位置やフォノケーブルの取り回しを工夫して、さらに追い込む。

プリアンプの入力側アッテネーターレベルが1時のとき、出力側アッテネーターレベルが10時くらいまでは、ハムの影が及ばなくなった。

普通のMCカートならこれで十分なのだが、我が家のSPU-Gでは12時までの安寧を担保したい。

リスニングルームの中を歩くだけでノイズが微妙に変化するレベルなので、部屋の中を飛び交う電磁波やら何やらを真空管かケーブルかわからないがアンテナとなって取り込んでいるようだ。

ヴィニルを演奏中にボリュームを12時に上げてもノイズは聞き取れないので、レコード演奏中だけボリュームを上げるという誤魔化しはきくのだが、それじゃああんまりだ。

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ノイズレベルは別にして、音質はどうかというと、なるほどピアノ協奏曲ではピアノが背景から抜け出し、指先の動きがやんわりわかるくらい音が「立つ」ようになってきた。

ボリュームを上げたときのビッグバンドの押出しはなかなかのもので、トランペットを始めとする金管楽器の音色の瞬発力も及第点だし、リズムセクションのフォルテシモのエネルギーは地殻の細動を感じるレベルだ。

ZYX ATMOSと比べてしまうと、キレとか音数とか分解能という点では劣勢に回るが、鉈で割ったような中低域の豪快さや、弦楽器の穏当な表現ではSPUに可能性を感じることができる。

そういうわけで、現時点のSPUは「生煮え」である。

もう少し工夫ー例えばプリアンプにボンネットを被せたり、フォノケーブルをファインメットコアに通したりの追加ノイズ対策をしてみる価値がありそうだ。

やれやれ、手のかかる御仁だこと。

to be continued, but I don't know if I can show you the next.....

by windypapa | 2018-11-02 13:41 | オーディオ | Comments(0)

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