しかし壮絶な負け方だな、シカゴベアーズ。
敵地グリーンベイに乗り込んで迎えた宿敵との開幕戦、パッカーズ圧倒的優位の下馬評を覆し、今期加入のOLB#52 Khalil Mackの獅子奮迅の活躍もあって3Qまで最大20点差をつけていたのに、前半に負傷して退いていた名QBロジャースが後半にカムバックするや潮目ががらりと変わり、24-23の逆転負けだあ。
参ったね。
グリーンベイにはブレット・ファーヴといい、アーロン・ロジャースといい、なんでこう良いQBが集まるんだろうか。
個人の技量もさることながら、リクルーティングを含めたオフェンスの組み立て方の問題だろうね。
それにくらべてわがベアーズはいつまでたっても悲惨なオフェンス。
なんにせよ今シーズン、楽しみが増えたよ。
さてそんな剛腕のOLB、Khalil Mackの二の腕のような(笑)、極太ケーブルが我が家にやってきた。
ってそれ、無茶ぶりでしょう。(笑)
まあ、普通のケーブルと比べると極太なのは確かだが。(^^ゞ
しかしこの梱包はどうよ。松茸じゃないんだから。
なんて言いつつ、期待は膨らむ。
CEC TL3 3.0のワードクロック端子を活用すべく、PCオーディオを始めたころに導入した外部クロックを引張りだして接続したところ、44.1kHz×クロックの再生音のフォーカスがビシリと締まったことに気をよくしたのはよいが、10MHz発振器~44.1kHzワードクロックジェネレーター~TL3 3.0を結ぶBNCケーブルが何とも頼りない。
そこでこの極太BNCケーブルの導入に至ったというわけだ。
早速ワードクロックジェネレーター~TL3 3.0に使ってみると、明らかに音数が増し、中高域の描写がつまびらかになった。とくにシンバルの音色がシュイーンと空間に消えていくさまが気持ちよい。
束の間、悦に入って聴いていたが、暫くするとそんなところに使っているのが勿体なく感じ始める。
やはり音楽信号そのものが流れるところに投入してみたい。
BNC-RCA変換プラグを使ってTL3 3.0~DAC間に使ってみると、上述の傾向にさらに磨きがかかり、気持ちよい。
そもそもクロック~トラポ間に使うということは、我が家では44.1kHz再生が前提となることを意味するので、せっかくの剛腕ケーブルの出番が制限される。
トラポ~DAC間に使えば、ESS9018S DACであれば88.2kHz, 176.4kHzにアップサンプリングした音にも剛腕効果が得られるではないか。
といういつもながらケチな理由で(笑)剛腕ケーブルは居場所が決まった。
さあこれで万全だ、何でも来い、いつでも来い、・・・とはうまく話が進まない。
来るものあれば去る者あり。
プリ~チャンネルデバイダー間に長逗留していたオーグラインのRCAケーブルが、ついに持ち主のもとに帰る時が来たのだ。
なあに、半分は思い入れが生み出す美音だよ、などとタカをくくり、代わりのRCAケーブルの尻を叩くが、音の純度が下がり、せっかくの剛腕デジタルケーブル効果も台無しだ。
こちらも急遽AudioQuestのColumbiaという電池を背負ったケーブルを見つけて導入してみたが、なるほどVoの口は締まり、音にタイトさは戻ってきたものの、なにか冷静で沸き立つような音の波が少し後ろに後退したような・・・。
慌てなさんな、信号を流してまだ分ほど30分ほどしか経っていないないか。
などとケーブルを巡るあれやこれやの迷宮にはまり込んでしまったようだ。いかんいかん、この世界だけは足を踏み入れまいと思っていたのだ。
大概にしておかなあかん。