西のMalotki、東のJC1/DCでマルチなアナログ

ワ―フェデールに続き、CSEの安定化電源とSONYのターンテーブルを手放した。
納戸があるのを幸いにセカンダリー機器のファームに使っていたら、空の段ボール箱とともに嵩が増し、家人の厳しい視線に耐えられなくなったのがきっかけだが、使いもしない機器を手元に置くのは確かに怪しからぬ仕儀にて、有効活用していただける方にお譲りした次第。

ところで輸送の際、最近は送り先がバーコード化され、送り状を書く手間は省けるのだが、郵便局の端末リーダーの感度が鈍くてなかなか読み取ってくれず、ストレスがたまる。

先日もバーコードを手に郵便局に向かうと、例によって読み取らないので、一言局員に文句を言ってやろうと手にとってよく見ると、なんとクロネコ指定のバーコード。あたふたと指定業者のデポに出直すはめに。昔から早とちりの癖は治らない。文明の利器、使いこなせねば役立たず。ふう。

去る者があれば来る者もこれあり。

ニューカマーの紹介が終わっていなかった。といっても、大型機器の入港ではなく、音源のお話し。


f0068878_22553264.jpg

1.山下達郎 LP "On The Street Corner"
学生時代にトモダチのレコードをテープにダビングしてよく聞いていたもの。
さして期待もせずに再生してその高音質に驚いた。ハイレゾ音源もかくやのワイドな音場感。いや、聞き惚れました。すんごい。

2.Duke Jordan LP "Flight to Denmark" 45rpm盤
33rpmの愛聴盤(日本盤)の音楽はいいんだけど、音はモヤモヤしているんだよね。45回転なら痒い所に手が届くのでは?と思って入札。
聴いてみるってえと・・・うーん、期待の半ばってとこかな。
世の中何もかもそううまくいくもんではない。

3.The Rolling Stones LP "It's Only Rock'n Roll"
高校生の時買って頭の中にリッピングするほど聴き込んだ日本盤と、数年前に手に入れた普通のUK盤に続く、UKオリジナル盤を入手。
プラッターに載せて回し始めると、随分波打っているなあ。(;´・ω・)
それでもちゃんとトレースするので良しとする。
音質は、確かに手持ちのUK盤よりいいけど、目が覚めるほどのことではない。
ストーンズの音源って、DECCA/LONDON時代のLET IT BLEEDなんかは最高なのに、自分たちのレーベルになるとイマイチだなあ。


f0068878_22554331.jpg


で、このあたりの評価で終わると面白くない。
ここはひとつ、再生装置の設定も工夫が必要になろうというものじゃ。

例えば1.タツローの場合は、前回有頂天になって触れたレヴィンソンのJC-1DCとOrtofon SPUでぴたりとハマって素晴らしい再生となったが、その後やはり鉈の切り口と重低音が恋しくて置き換えたMalotki×SPUで2と3を聴くと、上記の通り今一つの結果だったってわけだ。

まずはSPUをMark Levinson MLC1に交換してみよう。
2.Stones Labelのモヤッと視界不良気味の音にも、シャープさが少し宿るようだが、低域はまだまだ。
Thorens TD124をGoldmund Studioに替えると、さらに霧が晴れる。
同時に聴いていたDoobie Brothers "Stampede"の場合、低域の解像度につけた注文も、ムンドに替えたら一気に霧が晴れたのように消滅したのだが、この不良達はそう簡単に更生しない。

すると次の一手はMalotkiに替えて再びJC1/DCの登場ってことになる。
Malotkiのトランスは、ズウウンという低域表現と、時に「ヌラリ」とするような「艶」・「ヌメリ感」が魅力なのだが、スピード感や色付けのない透明感を欲しい時はJC1/DCということになる。

僕はMCカートを3つしか持っていないが、それでも考え得る選択肢としては、カート3×ターンテーブル2×昇圧手段(トランス2+ヘッドアンプ1)=18通りに広がってしまう。

まさにモルチプル・アナログ・アウトプット。

といっても、ムンドのカート交換は骨が折れるので事実上凍結、トランス2種の違いはある程度、近しいカテゴリーに入るので同一視すると、実質的にムンドStudioで2種類、トーレンスTD124で4種類、併せて6種類のオプションとなり、それぞれの音色の性質を考えてマッチングさせることになる。

でもね、モォツァルトのピアノ協奏曲を聴いた後にストーンズを聴くように脈絡のない再生家の僕としては、いちいちレコードに合わせてカートやヘッドアンプを交換するのは面倒じゃ。

で、結局のところ、ある構成で再生する音を聞きながら、別の構成ならここはこうなるだろう、などと頭の中で想像する、へんてこなヴァーチャルリスニングをすることになる。ハハハ。


我ながらおかしな奴。






by windypapa | 2018-04-11 22:56 | オーディオ | Comments(0)

好きな音楽やスポーツの話題


by windypapa
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る