カッパウィ

今日は釜山から約100km離れた街、大邱(テグ)へ行く。
韓国語の先生に誘われ、韓日交流会の催しのバス旅行に便乗だ。
釜山からバスで約2時間ほどで八公山(パルゴンサン)という山にある新羅時代の古刹、桐華寺(トンファサ)に到着。
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1992年に建立された薬師如来像を映す社殿。南北民族統一を祈願しているという。
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この下で鳳凰が卵を産んだという云われのある鳳棲殿。卵の石像を撫でると願いが叶うと言う。
真剣に願い事をしながら撫でていたら、ガイドに「個人的な欲望は駄目です」と釘を刺されてしまった。んな殺生な。

山菜ビビンパブとドンドン酒で昼食を摂り、韓国でユギと呼ばれる真鍮の食器や楽器類の博物館を見学した後、本日のメインイベント、カッパウィに登る。
そもそもツアーの細かい内容は知らされておらず、テグの山とお寺に行くよ〜、という程度の情報でのこのこついて行ったのだけど、カッパウィという700m程度の山の頂上にある石仏への山道は、韓国の登山の例に漏れず、ひたすら傾斜のきつい道と階段を上って行くもので、最初わいわい話しながら登っていた仲間達も途中から押し黙ってひたすら頂上を目指すことになった。
期待した紅葉には少し早かったようで、うっすらと色づく木々を眺められたに留まったが、息を切らして登った頂上からの景色は絶景。
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これがカッパウィと呼ばれる石仏で、多くの参拝客(殆どが受験生を持つ母親だそうだ)が礼拝用マットを敷いて108回の跪拝を行っていた。
下りは簡単だが、降りた時には膝が笑っていた。やれやれ。
収穫は山道の途中で買った新鮮な椎茸。
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生のまま割いて胡麻油と塩に漬けて食べるとこれが旨い。
釜山に戻り、参鶏湯の名店「東菜参鶏湯」(トンネサンゲタン)で熱々の鍋を肴に焼酎を酌み交わす。もちろん椎茸も割いて生のまま食す。
ああ、シアワセ。

膝と腰に湿布をして眠りにつく。明日は体が動くかなあ?
by windypapa | 2013-10-19 22:12 | 日々是好日 | Comments(0)

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