ヘッケルとジャッケルを手懐ける

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のっけから豪華絢爛たる食膳で驚かす。

今宵は祝いの膳なのだ。

いくつか理由はあるけれど、そのひとつはオーディオ的悦楽だ。

新居でオーディオが好ましく鳴りだしたという話をした。

ピアノソナタやピアノコンツェルトは素晴らしい。
しかし、バイオリンやソプラノの高域に歪みを感じるし、左右のバランスもおかしい。

PC Audioに懐疑的なムンさんや李さんはデジタルの入り口を見直せと言う。
人に言うことにすぐ左右されてしまう僕は、もう少しでそれを鵜呑みにするところであったが、ヘッケルとジャッケル(Wharfedale SFB)の暴れにかねてから疑いを持っていたので、納戸からKRKのPowered SPKRを持ち出して確認する。

ワーフデールでは耳が痛くて聞けないヒラリーハーンのバッハ/バイオリン協奏曲も、KRKは難なく再生する。
「おおーっ」である。危なく中古ショップでCD Playerを見繕うところであった。
久しぶりに聞くKRKは高性能な小型ブックシェルフの美点を発揮してくれる。
ほんと、これで十分なんだよね。

WE271Aが駆動するワーフデールの音を知らなければ。

ダイレクトに音が壁になって前に出て来るその迫力とアリアを歌うソプラノの唇の艶かしさ、そういったワーフデールならではの美点も、KRKモニターSPとの比較であらためて認識させられた。

しかし高域の歪みは看過できない。えいやっとツィーターを外し、例の市場を通ってSP修理屋に持ち込む。限られた韓国語の語彙を使って高域がキツい、歪みがある、と訴え、ヒラリーハーンのCDを実際に再生して聞いてもらう。でもツィーターだけで再生すると、まともなものでもなんだかキンキンした音に聞こえるようで、果たしてわかってもらえるのか?
しかしその時点でまず異常発見。片方のツィーターの接触が悪いようで、音が出たり出なかったり。ははあ、バランスの悪さはこれだったか。自分の耳の悪さを再認識。

とにかく両方見直してもらうことを依頼して5日後に再訪。

修理したツィーターの外観はあれっと思う程違っている。黄色いスポンジ製のエッジが、白いポリウレタンか何かのエッジに変えられている。なんだか見た目は安っぽくて音がよくなるような予感がかすんでしまうが、とにかく持ち帰って聞いてみよう。

というわけで金曜日の夜に結線して音を出してみた。

「・・・!」
思わずにんまりである。やるなあ、修理屋のアジョシ。これならヒラリーハーンともお友達になれそうだ。しばらく鳴らし込めばエッジが馴染んでもっと良い音になるはず、と独り悦に入る。

そして土曜日。まだ気持ちバイオリンの高域に固さを感じることもあるけれど、概ね良好だ。いや、それはちょっと謙遜した表現かな。
ついにヘッケルとジャッケルを手懐けた!ぐらいの啖呵を切りたい気持ちだな。エッヘン。

というわけで冒頭のような大盤振る舞いとなった次第。

・・・明日から節約しよう。
by windypapa | 2013-09-14 23:29 | オーディオ | Comments(0)

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