維納夜話 その1 トルテ編

6月3日から11日まで、ウィーンを旅して来た。
忘れぬうちにいくつか記憶に残ったことを書き記しておこう。
といってもブログに書くのも久しぶりのこととて、何から書いて良いのやら。

ウィーンと言えばやはりカフェとホイリゲ(ワイン居酒屋)。最初はカフェで供されるトルテ類から行こう。

到着日の翌朝、朝飯替わりにカフェでトルテを食す。カフェは朝8時頃から開いていて、食事も供するし、珈琲やケーキ類も食することが出来る便利なお店。ただ、ケーキ類がだいたい3〜4EUR、珈琲も4EURくらいするので、あわせると8EURくらいになって決してお手軽ではない。
そのせいかカフェ文化豊かな古都ウィーンにもスタバやMac Caffeが数多く出店し、若者達が手軽にラテ類を楽しんでいる。
建物は保存されているので、Macもスタバも百年以上前の石造りの建築に入っていて、それはなかなか他の街では見られぬ味があるのだけれど、郷に入れば何とやらで、やはりウィーンらしい店に入ろうではないか。

というわけで最初に入ったのが、王宮の門に隣接するCAFE GREINSTEIDLというお店。
f0068878_2151992.jpg

なんだかどこかの老舗百貨店のような店構えだ。

メニューはわかり難いので、ショーケースの前に行って欲しいケーキを指で指し示す。
f0068878_2111460.jpg

で、出て来たのがこれ。ザッハトルテはザッハとデメルの専売特許だそうだが、つい最初から「もどき」を頼んでしまった。まだ本家の味を知らないから何とも言えないが、チョコが濃厚で美味しかったことは事実。
こちらは銀皿に珈琲と水を載せて持ってくるのがお約束。面白い文化だな。

さてお次は、オペラ座近くのCafe Mozart
家人が頼んだのが写真のカイザー・シュレーマン。皇帝フランツ・ヨーゼフが好んだと言う、細かく切ったパンケーキに粉砂糖をかけたもの。付け合わせのジャムが美味だった。
f0068878_21145580.jpg

お皿のMozartがイカしてる。
珈琲は約束通りふわふわのクリームが載ったもの。
f0068878_21155033.jpg

クリームなしを飲みたければ、エスプレッソを頼むしかない。

次は、戯れる会ウィーン支部のHさんに連れて行ってもらったCafe Central。
f0068878_2121122.jpg

見ているだけで楽しいデザート類。しっかり晩ご飯を頂いた後にこいつらも平らげた。
f0068878_2131323.jpg

f0068878_2133429.jpg

f0068878_21343829.jpg


そしてこいつが本家ザッハーカフェの「オリジナルザッハートルテ」
f0068878_21362578.jpg

うーん、チョコの濃厚な味にアプリコット?ジャムの酸味が利いた味。その濃厚さを中和するために?クリームが一緒に供される。

辛口の諸氏は見るだけで胃がもたれて来たかもしれないが、容赦なく続く。
f0068878_21395011.jpg

こちらは夕食のデザートで頼んだアプリコット入りアイスクリーム。一人分を家内とシェアすると言ったら、一人ずつこれを持って来たのでミスオーダーしたと思ったら、なんとこれで1/2人分である。(アイスクリームの大きさはテニスボール大)
ところがこれが素晴らしい出来映え。アイスクリームにアプリコットソースが絶妙に絡み、殻のシューの食感と相俟って、上品な味わい。今回の旅行で一番記憶に残るデザートとなった。

そして最後に空港で食べたデメルのトルテ。ザッハーカフェのものがスポンジの中にもいく層にもジャムが絡めてあるのとは違い、こちらはチョコとスポンジの間にだけジャムが挟まれていて、すっきり系の味わい。
f0068878_21461074.jpg

今回の旅を締めくくるに相応しいテイストであった。

紹介しきれなかった以外にも、土産で買ったマンナーのウェハースケーキ、L.Heinerのチョコレート等、珠玉のデザートが一杯。ウィーンは甘党の街なのであった。

ああ、書いているだけで腹が膨らんで来た。
by windypapa | 2013-06-16 21:59 | 日々是好日 | Comments(0)

好きな音楽やスポーツの話題


by windypapa
プロフィールを見る
画像一覧
通知を受け取る