Valleri !


Davy Jonesが亡くなった。

と言ってもあんたじゃない。
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60年代後半の「Pops黄金時代」(僕が勝手に命名)に輝いた、The Monkees の Lead Vocalにしてタンバリン奏者?のDavid Thomas Jonesだ。

TVのThe Monkees Show用に結成されたとはいえ、4人バンドでLead Vo.を取らないときはタンバリンを叩くだけって、子供心にもなんだかなっていう気がしていたけど、そのおかげで日本のグループサウンズもVo.兼タンバリン王子を量産したのか?

ググってみると、David Bowie の本名だったり、オーストラリアの百貨店が出てきたりするので、日本の「タカハシカズオ」さんみたいな、ポピュラーな名前なのかもしれない。タカハシカズオってちっともポピュラーじゃないか?

で、Davy Jonesだけど、ウチの姉が大ファンで、当時のティーンの鉄則に従い、部屋の中に写真貼ったりEPレコードを買い集めてたりしていたんだな。
迷惑なことに、当時姉弟同じ部屋だったので、小学生だったこちらも情緒形成上大いに影響を受けることになったのさ。

洋楽ヒットチャート上でBeatlesとMonkeesが「Hello Goodbye」と「素敵なバレリ」で上位を張り合い、Bee Geesが「マサチューセツ」を、Cliff Richardsが「Congratulations」を歌っていた時代のお話。


Home Coming Queenなんて言葉の意味も知らずに覚えたのも、姉が繰り返す聞くDaydream Believerのおかげたった。不惑を超えて息子がシカゴの現地校に通い、初めて言葉の意味とイメージがわかったときは、マンガだったら僕の頭に電灯が点っていたはず。

中学に入ると、音楽を「進んだ」「古い」「優れた」「劣った」という今思えばアホな概念で整理する輩の影響を受け、「モンキーズが好きだ」なんてとても言えない時代になった(もちろん、そういうアホ馬鹿な仲間うちの歴史として)のだけど、高校の体育祭の組別対抗仮装でDaydream Believerに合わせて踊りを踊ったのは楽しい思い出だったっけ。ちょっと、なに遠い目してんだい?

何度かのリバイバルを経て、この曲もスタンダード入りしたんだな。

時代がぐっと下り、Cassandra Wilsonがカバーする「恋の終列車」を聴いたときも、思わずニヤけた。さすが、目の付けどころがカサンドラ。でもオリジナルのミッキー・ドレンツバージョンもなかなかいけるぜ。

なんと言ってもコミカル・スピーディ・ナンセンスかつカラフルなTVショーのインパクトが大きくて、曲と一緒にメンバーの顔と名前もあっという間に覚えて、しかも遊園地の遊具に乗っているようでまったく飽きることがなかった。マーケティングの勝利。

サイケデリックを女子供向けにシロップ漬けしたのがモンキーズTVショーだったとしたら、まんまとしてやられたね。

なんだか思い出すだけで能天気で楽しい時代だった。でもその裏のベトナム戦争やら何やら、苦ーい味はスルーして過ごしていた。

Davy Jonesが亡くなって2日くらい経つけど、普段覗いているサイトにちっとも取り上げられないので、拙宅で線香のひとつもあげようとアップした次第。

姉ちゃん、聞いとるけ?
by windypapa | 2012-03-06 22:03 | music | Comments(0)

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