2009年 11月 01日
秋の夜長に
今日も恒例の飛田給参りでアメフト観戦。めでたく勝利し一部残留を決めた。試合内容に満足しないシニアOB達からは不満の声も聞こえたが、ま、入替戦回避決定の上最終戦に勝てば勝ち越しの目を残していることから言えば祝着とせねば。
現役そして応援の諸君、ご苦労さんです。
そんなふうに日中を過ごした秋の夜長は我が家のパワーハウスMark Levinson ML3に火を入れこんな音楽を聴いている。
上は先日も書いたバーンスタイン指揮ニューヨークフィルのチャイコフスキー#6「悲愴」。この勇壮な第三楽章の「轟き」とオーケストレーションの妙を楽しみ、一転して第四楽章を覆う悲壮感・終末感の中に落ちて行く、そのコントラストを味わう。
秋とくればブラームス。
今年は何故かシンフォニー#1が聴きたくなる。
第一楽章のオープニング、胸の動悸を抑えきれなくなるようなテーマから始まり、分厚く滑らかなオーケストレーションに身を委ねる快楽。
その音たるやまるでApolloとDelphiが屹立した壁のごとく迫ってくる心地こそすれ。
手前味噌で申し訳ないがSTUDIO・MLC1の拾う音は今絶好調で、木管の生々しさ・金管の煌めき・コントラバスの荒ぶる低弦音の波状攻撃がたまらない。
カラヤン指揮BPOのDGM77〜78年の交響曲チクルス録音盤。