さくらは散り際も見せ場を作るのだ

今年の桜もそろそろ散りぬるを惜しみその姿を焼き付けぬ。

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自宅近くの夜桜からは何か妖艶な匂いこそすれ。

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最寄りの私鉄駅前の桜も最後の微笑み

晴天に恵まれた日曜日、上京した親戚との会食のため目黒に向かう。

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目黒駅から行人坂を下る途中の大圓寺境内 
「江戸三大火のひとつである明和9年(1772年)の行人坂火事は、この大円寺が火元といわれている。同寺から出た火は、折からの強風により、たちまち白金から神田、湯島、下谷、浅草までを焼き尽くす大火となった。」そうな。

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そのすぐ下にあるホテルで食事を済ました後、目黒川の残り桜を観る。

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ホテル屋内の水路を泳ぐ金銀の鯉 めでたいな

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川面を盛大に流れる白桃色の花びら達 さらばサクラたちよ また会おう。

# by windypapa | 2024-04-14 20:38 | 日々是好日 | Comments(0)

桜に酔い英国製黒箱の魔法に酔う

せっかくの花見の季節なのに天候がすぐれず少しく塞いでいたのだが、曇りのち雨の予報の日曜日は朝方降っていた小雨も7時過ぎには止み陽光が射してきた。

すわ、この機を逃してはならじと家人とともに家を出て私電に揺られること30分、仙川沿いの桜並木にやって来た。

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以前は東宝スタジオの好意でライトアップされた夜桜が見事であったが、コロナ拡大の折にそれも無くなってしまったようだ。寂しい。

しかし今日は満開の桜と好天が僕らを迎えてくれた。言うことなし。

川面には桜の花びらとともに鵜や鴨の姿もあり、のどかそのものだ。

耳慣れぬ鳴き声に目をやればカワセミもいるではないか。

世田谷の自然も捨てたものではない。

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東宝スタジオ前で折り返し、私電の駅前の洋食屋でオムコロを食す。

久しぶりだなぁ、洋食屋で食べるのは。

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ご馳走様でした。

1時前には自宅に戻り、午後はワンコとともに近所の桜名所を巡る。

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ああ、今年も花見が出来た、という満足感。こうした日常が何よりも大切なのだ。

さて先日我が家にやって来たCHORD QUTEST だが、その音やいかに?

通電もそこそこに試聴したときは音の質感の違いー艶があり華やかーにこそ耳が止まったが、低域の量感と音像のスケール感の乏しさは隠しようがなく、dCS Deliusとの比較もしようがない状態であった。

やれやれこれはとんだ見込み違いであった、早々に旅立たせようと思いつつ電流を食わし続けること2日間、その音は豹変した。

最初に感じた「艶」はさらにその存在を増し、華やかさは音数の多さと明晰さに変わり、低域も見事に盛り返しスケール感も遅れを取らぬようになったのだ。

これは困ったな。てっきりdCS Deliusが蹴散らしてめでたしめでたしとなるべきところ、思いの外QUTESTが食らいついている。

しかもQUTESTは付属のちゃっちいACアダプターからのスイッチング電源で駆動されているのだ。

巷のレビューを読むとリニア電源を別途あてがうことで低域の量感、全体の滑らかさが別物に変わるという。

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今、我が家の比較で言えばdCS vs QUTESTは10 対 8.5 でdCSに軍配があがるが、それは主にスケール感と低域の量感の差でしかない。
音の質感、テクスチュアは甲乙つけがたい。強いていえばdCSの方が控えめ(自然に近い?)でQUTESTの方が明るい感じである。
つまりどちらの音を好むか、というレベルの話だ。

さらに我が家のPurcell & Deliusは96kHzまでのソースしか対応しないしJeff Rowland Synergy IIあるいはインターコネクトケーブルとの相性が今一つでチャンネルデバイダー 直結を要求する、というデメリットもある。

そんなこんなで毎日デジタルソースを聴き比べながら幸せな時間に浸っているのだ。

だってそうでしょう?ああでもないこうでもないと聴き比べすることこそ我らの楽しみじゃあないですか、ご同輩。   ククク。

# by windypapa | 2024-04-07 19:42 | オーディオ | Comments(0)

小さな刺客

ジムでエアロビクスのレッスンを2クラス続けて受けてヘロヘロになって帰ってきた。

同じクラスのご婦人方はどんな体力を持っているんだろう?帰宅後ご飯を作ったり家事をしている?

女性ってスゴイなあ、まったく。

それはそれとして。

今日もdCS Purcell & Delius の強力かつ魅力に溢れた再生音を聴く。

う〜〜ん、なんの問題もない。もうこれでいい。

そんな時届いた不穏な荷物。

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ずいぶんと小さいのう。

お主、何者じゃ。

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おお、お主は英国生まれの・・・

せっかくやって来たのだ、まあ我が家の電流でも存分に喰らいなされ。

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さて、ウォームアップが終わったらお手並み拝見・・・・・


# by windypapa | 2024-04-05 19:43 | オーディオ | Comments(0)

春の嵐

ついこの間まではまだ寒いと言ってファンヒーターを焚いていたのに、先週はいきなり初夏の気候が訪れてサクラも大慌てで身繕いを始めた。

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朝の散歩道、公園の早咲きの桜もあっという間に蕾が開いた。

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恩田川沿いの寒桜は緑色のインコに食い荒らされる。なぜかこの種の桜を好み、ソメイヨシノには興味がない。

靖国神社のソメイヨシノが開花すると折からの陽気で一気に各地で花が開いたが、なんの因果か昨日から冷たい雨が降ったり止んだり。

間隙を縫って恩田川沿いの散歩道をワンコと歩いていると、今朝はカワセミの姿があった。

よう、久しぶりだな。どこに行ってたんだい?

さらに歩を進めると小さなカタツムリ。

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子供の頃は紫陽花の葉の裏にいっぱいいて気持ち悪かったもんだが、いなくなると寂しい。

かように不順なりに季節は移ろう。

ガザで、ウクライナで、毎日人が死のうと、地震で人が命を落とそうと、桜が咲き、やがて散り、鶯が鳴き、季節は巡り、人は毎日死に向かう。

無常なり。

せめて音楽に耳を傾け、心を慰めよう。

しかし我が家のシステムもWadia 21を放出したことによってリコンストラクチュアが否応なく始まったのだ。

一つの方向性は先に述べたようにオプティカル・カートリッジの可能性の追求だ。

もう一つはデジタル再生のテコ入れだ。

というよりアナログ・デジタルの両面作戦は放棄してデジタルはこぢんまりと、でもそこそこ良い音を出せるように組み直そう、てこと。

DELA N1/AとdCS Purcell & Delius でそこそこいけそうな気になったのだが、ヒラリー・ハーンのバッハ・コンツェルトの冒頭のパッセージはきつくて聴いてられないし、ヴァイオリンの高音部やソプラノ、テノールの強声部や合唱のフォルテ部分など音の歪み成分を感じてしまい、興醒めだ。

そこで目をつけたDACを試してみよう、と動いてみたのだ。

新たなものを受け入れるためには誰かが去ることになるのがこの世の常。

思い切ってPurcell & Delius 兄弟に暇を出すことに決め、今日はその写真を撮るためにケーブルを外そうと地下室に入った。

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パチリと撮った写真がこれだ。

もうdCSの製品をこの部屋に迎えることはないだろう、最後にもう一度その音を聞いてやろう、と思うのが人の情け。

参考までに導入時のブログを読み返すと無邪気にdCSの音を喜んでいて気恥ずかしい。

しかし当時はJeff Rowland Synergy II 導入前で金田式プリを通さずKrell KBXチャンネルデバイダー にダイレクト接続で素晴らしい効果を上げた、と書いてあるぞ。

そうだったか。じゃあ末期の水はダイレクト接続で、とジェフを外してKrell KBXに直結して聴いてみる。

CarpentersのClose to YouとGoodbye to Love、2曲も聴けば十分だ。

・・・う?

なんだこれ?音の佇まいがまるで違うじゃないか。

念のためヒラリー・ハーンのバッハ(協奏曲)をかけてみると、第1楽章最初のテーマ、いつも苦々しく聴いていたキンキンのパートが難なくクリアされてしまった。

WRC選手権でコーナーを曲がりきれずに土手やら木の枝にテールをぶつけて走っていたクルマがなぜか急に天才的なコーナリングでカーヴを抜けていくように。

へえ〜、なにこれ?

バーンスタイン指揮NYPのマーラー全集も音がきつくて聞く気にならなかったけど、試しに再生してみると・・・やはり同じ傾向だ。

今までソースのせいにしていた(おいらの悪い癖だ)アラが、キレイに払拭されてしまった。

これはどういうことか?

プリアンプ、ケーブル、コネクターを介することでソースに含まれていた信号の一部が損なわれていた、ということだろうか?

いや、お前はプラシーヴォ効果に陥りやすい体質だからよく聴いてから言葉にしろ。

そうだな。それじゃあと口をつぐんで次々にDELAにストックしたソースを再生していく。

感想は同じだ。変わらない。

これがdCSの実力か。お見それした。

いや大体オマエ、最初にダイレクト接続がいい、と気づいておきながらなんでいつの間にかプリ経由にしたんだ?

たぶんdCS導入後に我が家の主戦プリアンプ決定戦みたいな混乱期があり、それを勝ち抜いたJeff Rowland Synergy IIを信頼したことと、アナログとの切り替えにいちいちチャンネルデバイダー の入力を抜き差しする面倒を避けるため自然にいまの形になったんだろう。

dCS Delius〜Synergy II 間のケーブルをもっと上質なものにすれば事態は変わってくるやもしれないが、ケーブルに投下する資本はない。

それにしても困ったな、いや朗報なんだが、一方で目星をつけたDACがもうこちらに向かっているのだ。

今さら取り消せないしなあ。

ええい、ままよ。こうなりゃ到着するDACとdCSの一騎打ちだ。

ワハハ(ヤケクソ)

# by windypapa | 2024-04-04 20:46 | オーディオ | Comments(0)

Old Boyの凱旋 ふたたび

ほぼ3週間、DS Audio Master1の音を夢中になって聴いてきた。

飽きる? とんでもない、毎回聞くたびに新しい発見があるのだから。

ただ、知らずに期待も膨らみ、今までの音をどれだけ凌駕するか前のめりになるのは否定できない。

大谷に毎回ホームランを期待するファンのよう? そうかもしれない。

ホームランとまでいかずとも、糸を引くような打球は毎回期待してしまい、なんだか自分で自分を追い詰めているような気がしてきた。

ここらで一度目先を変えてみよう。

そう、一旦投げ出した感じになっているデジタルを鳴らせてみよう。

Wadia 21は処分してしまったからDELA N1A/2から取り出した信号をdCS PurcellでアップサンプリングしてdCS DeliusでDA変換して再生する。

考えてみるとDeliusと真剣に向き合って音を出した記憶がない。「取り敢えず」のセッティングで音を出してそれがdCSの音だと思っていたんだな。

なんという罰当たりな。

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そうなのだ。あらためてマニュアルを読み込んでFilterのセッティングなどに目を通す。しかし「ナイキストイメージング」やら「トランジェントレスポンス」やらムズカシイ言葉が出てきてようわからん・笑

ま、それでもFilter2がクラシック、Filter3,4がロック向け、というレビューが紹介されているのでここはFilter 2で行ってみよう。

この状態で試聴するとヴァイオリンパートの高域に解れきれないモヤモヤを感じるソフトがあるのでデジタルケーブルをオヤイデから極太HIRO MUSIC 9.2D BNCケーブルに替えてみる。

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6年前に入手したHIRO MUSIC BNCケーブル。検索しても出てこない。廃業しちまったのか?

おお、これは良いではないか。オイラ好みの濃厚な音にシフトしたぞ。

それではとヒラリー・ハーンのバッハ ヴァイオリン協奏曲をかけてみると、これはいかん。高域がキツイ。

どうも我が家ではこのソースは鬼門だ。

しかし他のソースは滑らかで余韻を感じさせる。良い塩梅じゃあないか。

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O氏宅で聴かせてもらったBarber's Adagio。7曲めのパイプオルガンの凄まじい咆哮を聴け。これぞ40cm ウーファーの底力、なんちゃって。

さすが元祖ディスクリートDAC、雨後の筍の如く出てきた中華製 R2R DACとは違うところを聴かせてくれる。

と言っても中華のそれを聴いたことはないのだが・・・汗

信号送り出しのキカイにそれらしい面構えのものが欲しくなるが、それはオイラの場合単なる見栄だ。

やめとけやめとけ。

Delius〜Jeff Rowland Synergy II間のケーブルを工夫すればもう少し化けることはほぼ想像できるが、う〜む、今は先立つものがない。汗

それにしても久しぶりにタブレット端末で曲を選んで再生できる楽チンさよ。

酒が入ってチェアに深く腰掛けてしまうとヴィニルを裏返したり交換するのが億劫になるんだよ。

おっと、ヴィニルジャンキーにあるまじき言動だな。

唯一困るのはCDのリッピング用のドライブが未だにFirewire接続のPlexter IIということだ。

そう、だから先日古いmacbook airのバッテリーを交換し、Thunderbolt変換ケーブルでなんとかPlexter IIでリッピングしているのだ。

いい加減リッピング用のドライブを新調せねば。

あ〜あ、物入りだなあ。

# by windypapa | 2024-03-29 21:22 | オーディオ | Comments(0)

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